MEDC ミシガン州経済開発公社
Michigan Economic Development Corporation (MEDC) はミシガン州の経済開発公社で、各市・郡の経済発展パートナーと協力し、
ミシガン州に進出予定及び進出済の企業のビジネス展開および拡大を支援する非営利団体です。
アメリカ進出時のコンサルティングや、事業所・工場予定地の紹介、顧客やサプライチェーン候補となる在ミシガン州の会社との
ビジネスマッチング、人件費・光熱費・税金を含む事業運営費の他州との比較、Taxインセンティブなどを提供しています。
MEDCが提供するサービスはすべて無料です。
ミシガン州とは?
ミシガン州は米国とカナダの半分近くの商業都市や人口の密集地帯から800キロメートル以内に位置しており、さまざまな市場への比類なきアクセスを提供しています。確立された交通基盤により、世界各地への便利な複合一貫アクセスが可能です。
-
デトロイト/ウィンザー(カナダ)の国境検問所は、北米で最も往来の激しい国境地点で、毎日3億ドル以上の交易が行われています。
-
ミシガン州はNAFTA回廊の交易中心地であり、米国最大の貿易地域の1つです。
-
五大湖(地球の淡水の20%以上を占める)に囲まれたミシガン州には40の商港があり、そのうち38港は深水港となっています。デトロイト港は、五大湖と中西部全域をセントローレンス水路へ、そして世界へと繋げる一大港です。
-
1,244マイル(2,002 km)の州間幹線道路、8,480 マイル(13,647 km)の高速道路があり、道路インフラに関し全国トップ10に位置しています。ミシガン州は五大湖に接する州のうち、無料高速道路を有する三州のひとつです。
-
ミシガン州には18の商業空港があり、デトロイト・メトロポリタン・ウェイン・カウンティ空港は全米最大規模の空港のひとつです。
日系企業がミシガン州に拠点を置く理由
-
アメリカのほとんどの州と比べて州税 (6%) 、生活費が安い
-
動産(建物内の機械や設備)と、在庫に対して税金免除
-
全米の自動車の75%がミシガン州で研究開発
-
1日でトラックで配達できる範囲に全米の55%、カナダの35%の人口をカバー(=物流拠点として絶好のロケーション)
-
University of Michigan, Michigan State Universityなど、大学の技術系学部からの人材が豊富
-
売上税の免除や従業員教育のための資金支給、長期借入金に対する低利子など(投資額や従業員の数による)
-
会計士・弁護士・病院などが日本語でサービスを提供。また日系スーパーやレストランも多数存在
これらの理由により、日本からの進出だけでなく、カリフォルニア州などを含む他州からミシガン州へのリロケーションが増えています。
全米でもトップレベルの才能をもつ多様な人材の宝庫
-
コミュニティカレッジ職業訓練技能プログラムに5000万ドルを投資。同分野への投資としては全米でも最大級です。
-
650を超える中等後教育プログラムを提供。また、航空宇宙部門やプログラムのある大学と専門学校が17校存在します。
-
全米トップクラスの学部課程の工学プログラムを持つ大学は16校存在します。
-
約12万3000人のエンジニアと、約21万6000人の熟練労働者を抱えています。
-
ミシガン州立大学は、サプライチェーン・マネジメントの人材輩出において世界第1位の大学となっています。
-
商業・産業デザイナー部門で全米第1位にランクインしており、州全体で6000人の産業デザイナーを雇用しています。
ミシガン州におけるビジネス・生活コスト
主要都市別・ビジネスコストの比較
1: Tax Foundation’s 2018 State Business Tax Climate Index
2: Illinois Revenue: Tax Rate Database
3: Wolters Kluwer, CCH’s IntelliConnect Browser
ミシガン
• 不動産・個人動産ともに現在の正味売却価額の 50%と査定
• 地方固定資産税のみ
• 不動産税50%控除
• 個人動産税100% 控除
• 製造・加工設備は非課税
メリーランド
• 不動産は市場価格の100%で課税
• 個人動産は減価償却後の市場価格の100%で課税
• 固定資産税率は地域ごとに決定個人動産は州の固 定資産税が免除されるが、地方固定資産税の対象 となる可能性あり
イリノイ
• 不動産は公正価格の331/3% の割合で課税対象
• 個人動産には固定資産税なし
• 管轄区域により固定資産税率が変動
ニューヨーク
• 不動産は課税対象。査定レベルは地域ごとに決定
• 個人動産は非課税
• 一部減税あり
カリフォルニア
• 不動産・有形個人動産の評価基準は購入時の全 面時価
• 固定資産税への減税プログラムなし
• 公害防止装置は固定資産税の控除対象外
主要都市別・生活費の比較
ミシガン州デトロイトは、Forbes 誌により全米でもっとも生活費効率の優れた都市に選ばれています。
デトロイトにて年収$75,000の生活水準を他都市で維持する場合に必要な生活費を見てみましょう。
他都市との住宅費の比較
車輛維持費、食費の比較
家族の暮らしにやさしい場所。Pure Michigan.
-
複数の湖に囲まれた環境(海外線総 距離全米1位)
-
州内のどこからでも、湖や川へ6マイル以内でアクセス可能
-
利用者登録済のボート数: 903,00 (全米3位)
-
650 を超える公共ゴルフコース (全米1位)
-
1,300 以上のマウンテンバイク用道路
-
州立公園: 103か所
-
キャンプ場: 600か所
-
MLB Tigers、NFL Lions、NBA Pistons、NHL Red Wingsなどの さまざまなプロスポーツチーム
MEDCのサービス
MEDCのミッション
事業の成長
事業の維持
事業の誘致
ミシガン州の経済資産を活用し、
それぞれの企業のニューズにお応えできるよう
カスタマイズしたプランや付加価値のあるサービスを
提供します。
MEDCと地域パートナー
ミシガン州は各種インセンティブやプログラムなどの
サービスを提供する傍ら、
ミシガン州の群・市町村の経済開発パートナーと
協力し、貴社の繁栄をお手伝いします。
ビジネス発展
プログラム
コミュニティ再生
プログラム
BtoB調達
地域支援及び
コラボレーション
MEDCによるプログラム
ミシガン州ビジネス発展プログラム
このプログラムでは、一定条件を満たす投資や雇用創出を行う企業に対し、補助金、ローン、その他の経済援助などを提供致します。
経済を育てる「ガーデニング」
更なる成長と繁栄を目指すセカンドステージ企業 (起業後成長しているが成熟段階には達していない企業) を支援します。
<「経済のガーデニング」プログラム参加基準>
-
従業員数が6~99人
-
年間売上高が75万ドル~5000万ドル
-
ミシガンに拠点を置く、株式非公開の営利企業
-
現在までの業績の成長及び成長のポテンシャルの提示
<「経済のガーデニング」リサーチポイント>
-
経営戦略及び経営管理
-
市場リサーチ及び競合情報分析
-
SEO対策、ソーシャルメディアを利用したマーケティング
-
地理情報システム(GIS)を利用したデータ分析
GOOD JOBS FOR MICHIGAN
“GOOD JOBS FOR MICHIGAN” は、ミシガン州で新規雇用を計画している企業のための最新のプログラムです。
貴社でお探しの従業員採用のサポートも行っています。
ミシガン州インセンティブプログラム
-
コミュニティ開発のための包括的補助金制度
-
ミシガン州特別減税プログラム
-
ブラウンフィールド* tax increment financing (TIF)**
-
州教育税の減額
* 有害物質・汚染物質・汚染が存在するまたは存在の可能性があることによって、不動産の拡大、再開発、再利用が複雑化している不動産
**地域開発等のプロジェクトにおいて、開発後には固定資産税や事業税等の税収が増えることを見込んで、その将来の税収増を返済財源にして資金調達を行う手法
日本語サービス
ミシガンには日本語の話せる弁護士や会計士の経営する事務所、病院、美容院、学習塾が多数ございます。
日本語補習校では、生徒たちは文科省発行の教科書を使って勉強をしています(毎週土曜日)。
ミシガン州やMEDCに関してのご質問は、
お気軽にA-Lex International Consultingまでお問い合わせください。
MEDCが提供するサポートは、全て無料です。